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スクールの考え方「第二回」

小中学校の不登校

朝、登校時間になるとぐずり出し、頭痛、腹痛などの諸症状を訴えて、登校を渋りこれが続くと朝起きれなくなり学校を休みます。こうして、何週間、何ヶ月も続くと自宅にこもり、口も利かなくなります。無理に連れ出そうとすると、家の人に暴力を振るったりする事もあります。夕方、学校の授業時間が過ぎるとケロリとしており、精神的能力の低下は認められません。

こういう子供達が増えてきた背景には、宿題や塾の勉強に追われて遊び仲間のなかで自分を思い切り表現し、他の子供達とぶつかり合う事が少なくなってきた事や、社会経験としてのギャング時代の体験を持たない子供の増加が考えられます。
家庭では勉強の妨げになるとして、掃除や家事の手伝いも取り上げられる事が多くなっています。
地域から遊びの場がなくなり、家族の外での人間関係を結ぶ機会が失われ、家庭では社会からの刺激にさらされないよう保護されると、自発性や社会性が育ちにくくなります。
友達との遊びの中での冒険や探検は、自発性の発達に好ましいのです。多少不安に付きまとわれながらも、危機に接近し克服すると、より自分らしい感覚が深まります。
お手伝いも少ないと責任感や労働意欲が養われず、家族という共同体の運営に役割を果たさない事は、社会性の芽を摘んでしまいます。
自分で考え、自分で行動し、判断して、責任を取る態度―自主性の発達は自発性、社会性の発達と無関係ではありません。

発達を妨げる一つの要因として、父母の養育態度があげられます。母親の言い過ぎ、与え過ぎ、かまい過ぎに見られる過保護、過干渉はよく指摘されるのですが、父親も責任を免れません。父親が不在である場合はもちろん、健在であっても父無き状態になっている場合、主導権を任せられた母親は、育児から教育までは母子関係を密着させてしまいます。包みこまれた子供は母親から分離できず、結果として子供は依存的になったり、耐性が弱くなってしまわざるをえません。
父親が子供の心の支えになっていないと、子供の心の成長にとって問題となります。父親はみずからが社会の中で真剣に生きている姿を子供に示し、生活や社会の筋道を教えていく役割や、厳しさやたくましさを心の栄養として送り込む役割を担っているはずです。

ではどうすれば良いのでしょうか。例えば、体の弱い子には、どうしても過保護に扱ったり、溺愛しがちになりますが、そうすると子供は依存心が強く自分本位になって、小さい事を気にしたり、すぐ癇癪を起こしたりします。親の養育態度を改め病気に立ち向かう気持ちを強くする事です。
我慢する力を養う事です。子供の物質的要求や、金銭的要求をきちんと制限する事が必要です。年齢に応じた不自由さを考えてやる事は、我慢する力、耐える力を育てます。
心を鍛えるのに、つらい体験をさせるのも必要です。そしてそれを乗り越える機会を増やす事で、どんな環境にも適応できる強い心を養っておく事です。石を一段一段積み重ねるように、小さな成功体験を重ねる事が、どのようなところでも耐えていける力をつける事になります。誤解しないでほしいのは、いきなり格闘技をやらせたり、強制的にむりやりスパルタ式にやる事ではありません。

子供自身の問題であるよりも、家庭の問題、殊に両親間、あるいは親との葛藤、あるいは友人との葛藤をきっかけにしている場合が多く、子供ばかり目を向けても解決されません。

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テーマ : 子供の教育 - ジャンル : 学校・教育

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